2023/12/18
フェラーリ488スパイダー本革シートひび割れ擦れリペア補修修理
BEFORE
AFTER
本革シートは使い続けると表面が劣化します。そのまま使い続けると裂けてきます。
裂ける前に!革の表面が変色したなあ・・亀裂が入ったなあ・・というタイミングでリペアするとかなり良い状態の本革シートに生まれ変わります。
本革シートの劣化でお悩みの方へお得なリペア技術のご紹介です。
今回のケースはフェラーリ488スパイダーの本革シートリペアの事例です。フェラーリとなると本革シートのサイドサポートの出っ張りも大きいです。乗り降りの際に体を当てないように乗り込むこと自体が難しいです。
本革シートに体を当てる日常の癖が本革シートにダメージを与えます。今回は本革シート背面サイドサポート部頂点付近の擦れやひび割れです。革自体が伸びたりヨレたりしている症状はリペアでは改善できません。表面のひび割れや擦れなどはリペアでキレイになります。
若干ひび割れが深い場所がありましたので充填剤で埋めます。あまり充填剤を多用するとリペア後剥がれる可能性が高いような気がしています。出来るだけ充填剤を少なくできるように下地整形に気を使いました。
リペア後は完全に新品とはいきませんが違和感の無い自然な本革シートになりました。
施工時間は2時間で、施工価格は24000円(税別)でした。
*本革シートクリーニングは8000円(税別)/1脚
BEFORE
AFTER
施工風景
本革シートのリペア塗装中の写真です。ご覧のように黒色の塗料が艶があります。この後艶加減を周囲の状態に近づけていきます。この作業が仕上がりの肝となります。